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(70) 卓話「いやされない傷~児童虐待と傷ついていく脳」(熊本大学大学院 准教授 友田明美先生)
(クラブ内活動) 2011年02月22日
2011年2月16日(水)1時から卓話をお願いしました。
講師は熊大医学部小児発達学分野の友田明美先生です。先生は子供の「心」と「脳」の研究をされています。
虐待を受けた子供(体罰・育児放棄・言葉の暴力・性的虐待等)は脳に傷をおう事が解ってきている。その傷は大人になっても精神的な疾患や問題行動を引き起こしたり、自分の子供に連鎖したりする事がある、と話されました。
昨今の児童虐待の報道を私達も痛ましい思いで受け止めています。傷は癒えずとも回復する事を信じ、私達で何か出来ることはないかと考えさせられました。
(68) 「夢をいきる」アートコンテスト
(クラブ内活動) 2010年12月01日
今年のテーマは、「文学作品に登場する架空の人物の中から勇気を与えてくれる女性を描く」
年齢ごとに3部門に作品を推薦いたしました。
(59) 卓話「健康管理について」(杉村病院堀内賢二副院長)
(クラブ内活動) 2010年05月29日
2010年5月19日(水)、杉村病院の堀内賢二副院長より健康管理についてのお話をしていただきました。
堀内副院長は心臓カテーテルの権威と言われており、卒中と言われる病気のこと、私たちが日常気をつけなければならないことをわかりやすく話していただき、大変ためになりました。
(56) 新会員入会式
(クラブ内活動) 2010年03月29日
私たちのクラブに新しい会員が1名入会され、2010年3月17日に入会式を行ないました。
(2010/3/17現在 会員数31名)
(49) 卓話「発達障害」(NPO法人さくらの会矢野美枝理事長)
(クラブ内活動) 2009年10月30日
NPO法人さくらの会理事長の矢野美枝様より2009年10月21日(水)、「発達障害」のお話をしていただきました。
発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など脳の働き方が他の人と異なることによって生じることで、つまり発達の質が異なっているということです。
このような人たちは小中学校の通常の学級に6.3%の割合で在籍しているということなので、身近に存在しているということになります。
この子たちは障害の困難さもあり、優れた能力が発揮される場合もあり、そのアンバランスな様子から周りに理解されにくく、変わった人(子)と思われてしまいます。その結果、いじめにあったりして、不登校、引きこもりといった二次障害を引き起こしてしまう場合があるのです。
日本では平成17年に発達障害支援法に基づいた取り組みがスタートしていますが、これはアメリカと比べると30年の遅れがあり、まだまだその人たちにどう対応していいのかもわからないのが現実です。
矢野様は、まずは親が優しくするだけではなく、他の子どもと異なる行動の時、どうしてその行動が出ているのかを正しく理解し、不安・ストレスが減るようにする、そしてこのような人たちがいることを多くの人に知ってもらい、少しでもこの人たちが適合できる社会を作りたいとこの活動をしていらっしゃいます。